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人間と協調する人工知能って、どんなだろう?オートモーティブメルマガ 編集後記

人間の心に関する学習、AIとヒトのどちらが得意でしょうか。

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 この記事は、2017年3月7日発行の「オートモーティブ メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


人間と協調する人工知能って、どんなだろう?

 「クルマが人工知能(AI)でドライバーを理解するようになったら、愛着がわき過ぎてつらい」という個人的な思いを、以前の編集後記で書きました。ただでさえ、クルマやバイクに愛着を持ってしまうのですから、それがしゃべったり、持ち主である自分のことを知って理解したりし始めたら、かわいくて仕方がないと思うのです。

 よく考えてみると、身近にしゃべる工業製品は存在しています。筆者はiPhoneユーザーなので、iPhoneの音声エージェント機能「Siri」がそうです。

 的確に返事に対応する点では有能なエージェントですが、筆者のことを理解している感じはしません。Siriから話しかけてくることもありませんし。iPhoneの端末とは3年以上の付き合いがありますが、いくらSiriがしゃべれども「iPhoneかわいすぎてつらい……」とは全く思えません。

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