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機械学習向けアクセラレータの新シリーズを発売組み込み開発ニュース

米AMDは、機械学習向けのアクセラレータの新シリーズ「Radeon Instinct」を発表した。GPU技術を活用して機械学習処理を高速化するもので、人工知能における深層学習の推論やトレーニングなどに活用できる。

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 米AMDは2016年12月13日(現地時間)、機械学習向けのアクセラレータの新シリーズ「Radeon Instinct」を発表した。GPU技術を活用して機械学習処理を高速化するもので、人工知能における深層学習の推論やトレーニングなどに活用できる。併せて、オープンソースの機械学習向けライブラリーMIOpenと、ROCmソフトウェアに最適化した深層学習フレームワークを発表。同シリーズと組み合わせることで、人口知能の学習ペースを高速化できるという。

 新シリーズでは、性能と電力が異なる「MI6」「MI8」「MI25」の3製品をラインアップした。Radeon Instinct MI6は、Polaris GPUアーキテクチャをベースのGPUを採用し、16GBメモリを搭載。消費電力は150W以下で、FP16浮動小数点演算性能は5.7TFLOPSに達する、パッシブ冷却の推論アクセラレータだ。

 Radeon Instinct MI8は、Fiji Nano GPUを搭載し、4GBの高帯域幅メモリを搭載。175W以下の消費電力で、FP16性能は8.2TFLOPSに達する、小型フォームファクターHPCおよび推論アクセラレータとなる。

 Radeon Instinct MI25は、Vega GPUアーキテクチャを採用。300W以下の消費電力で、深層学習トレーニング用に設計されている。

 同社は、無料で利用できるオープンソースMIOpen GPUアクセラレーション・ライブラリーを2017年前半に開設する予定だ。

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