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AIを活用した需要予測・在庫最適化ソリューションの最新版を提供開始人工知能ニュース

SAS Institute Japanは、AI技術を融合させ、需要予測から在庫最適化までの一連の機能を強化した「SAS for Demand-Driven Planning and Optimization」の最新版を日本国内で提供開始した。

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 SAS Institute Japan(SAS)は2016年12月7日、サプライチェーン最適化のための統合ソリューション「SAS for Demand-Driven Planning and Optimization」の最新版を日本国内で提供開始した。AI(人工知能)技術を融合させ、需要予測から在庫最適化までの一連の機能を強化した。

 同ソリューションは、需要シグナルの分析・探索、需要予測、在庫最適化・補充計画、サプライチェーン全体の評価など、需給計画に必要となる機能を1つのプラットフォーム上で提供する。

 SAS独自の統計・機械学習アルゴリズムによる需要予測に加え、AI技術と人間の判断プロセスを融合させたことで、新製品の需要予測の精度を向上させた。具体的には、一般ビジネスユーザーが人工知能アルゴリズムによる推奨値を参考にしながら、需要予測に用いる類似製品の選定や需要データの分類、予測モデルの作成・予測を対話形式で進めることができる。

 また、多階層の在庫最適化に対応した独自のAI技術により高精度な補充計画が作成可能で、発注業務におけるマニュアル作業を削減できる。計画業務に必要な機能やユーザー・インタフェース群もそなえており、追加の画面開発や各機能を統合するための追加開発コストも抑えることができる。

 同社では今後、消費財や自動車製造、電気製品、電子部品、製薬メーカーをはじめ、それらの小売事業者、通信業などを中心に販売を進めるとしている。

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