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アルミ冷間鍛造専門メーカーがクラウド型BIツールを導入:製造IT導入事例
ウイングアーク1stは、製造現場の作業日報と実績管理業務を改善するため、アルミ冷間鍛造専門メーカーの小松工業が同社のクラウドBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を導入したと発表した。
ウイングアーク1stは2016年12月6日、アルミ冷間鍛造専門メーカーの小松工業が、同社のクラウドBIダッシュボード「MotionBoard Cloud」を導入したと発表した。製造現場でダイレクトに作業日報を入力でき、入力・集計作業を削減した。
小松工業は今回、製造現場の作業日報と実績管理業務の改善を図るため、iPadによるデジタル入力と手書きを融合させたシムトップスの記録・報告・閲覧ソリューション「ConMas i-Reporter」と、ウイングアーク1stのMotionBoard Cloudを導入。これらを連携させたリアルタイム可視化ソリューションを2016年11月に構築し、同年12月より運用を開始した。
これまで小松工業では、作業工程管理のために作業日報を手書きし、管理者が実績をExcelで集計して報告用資料を作成していた。同ソリューションにより、現場で直接作業日報を入力でき、MotionBoardによる自動集計が可能になった。また、製造現場に設置したモニターでリアルタイムにデータを可視化できるため、入力作業や集計作業の削減に加え、課題にも迅速に対応できる。
今後は、製品のQCD(品質/コスト/納期)をベースにしたデータの管理・分析が可能な仕組みの構築や、散在するデータを組み合わせた工場全体の可視化を目指すとしている。
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