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国内工場でステンレス鋼の切削加工サービスを開始:メカ設計ニュース
プロトラブズは、国内工場で硬質金属の切削加工サービスを開始した。ステンレス鋼の切削加工を第1弾として、順次拡充していく。
プロトラブズは2016年12月5日、国内工場で硬質金属の切削加工サービスを開始した。ステンレス鋼(SUS304/SUS316)の切削加工を第1弾として、順次拡充していく予定だ。
同社はこれまで、硬質金属の切削加工サービスを米国工場で行っていたが、同年8月の拡張移転を機に、国内対応に向けて準備を進めてきた。
今回、自動車、医療、航空宇宙、電化製品市場などの要望に応える形で、硬質金属切削加工の国内対応を開始した。これにより、これまで米国から製品を送る際にかかっていた輸送時間などが削減され、標準納期において5営業日でステンレスのカスタムパーツを提供できるようになった。
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