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車両開発向けのクラウドサービスに設計者支援ツールなどを統合:CAEニュース
エクサ・ジャパンは、米Exaとテクノロジープロバイダーの伊ESTECOとの提携を発表した。クラウドサービス「ExaCLOUD」上で各社のソリューション「PowerFLOW」と「modeFRONTIER」を統合し、車両の最適化設計を支援する。
エクサ・ジャパンは2016年11月18日、米Exaとテクノロジープロバイダーの伊ESTECOとの提携を発表した。クラウドサービス「ExaCLOUD」上で各社のソリューション「PowerFLOW」と「modeFRONTIER」を統合し、最適化設計を支援する。
Exaは、車両や装置の開発で利用されるシミュレーションソフトウェアを開発している。同社が提供するExaCLOUDは、Webインタフェースを通じて、同社の全シミュレーションツールを拡張性と安全性を備えたコンピューティング環境で利用可能なサービスだ。
今回、ExaCLOUDに統合されるPowerFLOWは、車両開発時に実世界の現象を正確に予測したシミュレーションができる。また、ESTECOの設計者支援ツールであるmodeFRONTIERは、多目的の最適化に対応し、最新の手法・アルゴリズム・結果処理機能を搭載している。
これらを統合したソリューションでは、多数の車両のデザイン候補を体系的かつ自動的に得られるため、製品に最適なデザインの選択が可能になる。設計目標の達成に対応するワークフローを容易に組み立てることもできるという。
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