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ABS/PLA樹脂を固着させる3Dプリンタ向けシートを発売3Dプリンタニュース

スリーエム ジャパンは、材料押出堆積法(FDM)の3Dプリンタ向けに、「3M 3Dプリンタプラットフォームシート 3099AB」を発売した。樹脂を押し出して印刷を行う造形スペースに貼ることで、ABS樹脂やPLA樹脂をしっかり固定する。

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 スリーエム ジャパンは2016年10月4日、材料押出堆積法(FDM)の3Dプリンタ向けに、「3M 3Dプリンタプラットフォームシート 3099AB」を発売した。樹脂を押し出して印刷を行う造形スペースに貼ることで、ABS樹脂やPLA樹脂をしっかり固定でき、造形の精度が向上する。3枚入りで、価格はオープンとなる。

 シートのサイズは210×180mmで、耐熱性のあるポリエステルフィルムを採用。その表面に微細な凹凸構造を持つ表面加工を施し、印刷時に樹脂がしっかり固着できるようにした。同シートを利用することで、冷却時に収縮しがちなABS樹脂を用いた造形物でも変形しにくく、造形物の底面で起こりやすい反りも低減できる。

 印刷後は、造形物を容易に取り外すことが可能で、造形物を傷つける心配もない。また、底面は鏡面仕上げになるという。耐熱性を備え、造形スペースを加温する3Dプリンタにも使用できる。


「3M 3Dプリンタプラットフォームシート」

使用イメージ

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