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自治体向けファイル無害化ソリューションの開発事業で協業:CADニュース
電算とエンカレッジ・テクノロジは、自治体などの公共機関向け事業で協業を開始する。今後両社は、ファイル無害化ソリューション「ESS FileGate」の開発・販売を協力して進める。
電算は2016年9月26日、自治体などの公共機関向け事業で、エンカレッジ・テクノロジと協業すると発表した。今後両社は、ファイル無害化ソリューション「ESS FileGate」の開発・販売を協力して行い、自治体のサイバー攻撃への抜本的対策を支援する。
今回の協業により、エンカレッジ・テクノロジでは、自治体のニーズや要件に合わせたESS FileGateの開発・テストを進め、2016年11月末の製品化を目指す。また、電算では、その開発段階において、同社が保有する自治体ネットワークを活用し、ニーズや要件をフィードバックする。さらに、信越地域を中心とした各自治体への提案・販売活動に加え、同社が持つ他地域とのネットワーク網を介した販売ネットワークを構築する。
販売後は、電算が1次サポートサービスを行い、エンカレッジ・テクノロジが2次サポートを提供するという。
現在、自治体では、総務省が2015年に発表した「新たな自治体情報セキュリティ対策の抜本的強化に向けて(報告)」を受けて、「強靭性向上モデル」といわれるサイバー攻撃への抜本的対策が求められている。具体的には、「マイナンバーなどの住民情報の流出防止」や「LGWAN接続系とインターネット接続系の分割」「都道府県単位での自治体情報セキュリティクラウドの構築」の3つについて、今後対応が予定されている。
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