特集
大学4年生になっても続けたい、学生フォーミュラでのクルマづくり:車を愛すコンサルタントの学生フォーミュラレポ2016(2)(2/8 ページ)
学生フォーミュラのピットを周ってみると、各校の個性が見えてくる。マシンのコンセプトが異なるのはもちろん、苦労していることや抱えている課題もさまざまだ。取材に快く応えて生き生きと話してくれる、学生たちの笑顔がまぶしい。
ECUの次はリレー周り、電気系に課題が
関 そういえば2015年も電気系のトラブルではなかったっけ?
鳥取大学 八尋さん はい、前回はECUのトラブルでした。今回はリレー周りで、誰も予想していませんでした。
関 一昔前のヨーロッパのクルマじゃないんだから、2017年はしっかりしようね。次回に向けての活動方針は?
八尋さん 今回は動的審査に出られなかったので、車体は作り直すことなくこのまま使えます。静的審査や模擬車検で指摘された部分を改良して、レベルアップさせます。
関 電気回りは鳥取県内の企業にアドバイスを受けるといいかもね。プレゼンテーション審査については私が鳥取県に仕事に行ったときに支援してもいいですよ。その時には「関ものづくり研究所」のステッカー持っていきますね。今回は手作り感バリバリの大きなステッカーを作ってくれてありがとう(笑)
八尋さん はい、お待ちしております!
今回は残念ながらお話を聞くことはできなかったのですが、私は地元の静岡理工科大学のスポンサーもしています。2チームから毎月活動報告が届くのですが、その内容にもチームカラーが表れます。楽しく拝読すると同時に、学生フォーミュラという負荷の高いサークル活動でもスポンサーへの報告をないがしろにしない姿勢は、私たち社会人も忘れてはならないと再認識しています。
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