なぜITmedia×MONOistロードスターは初出場で13位完走を成し得たか
筑波サーキットで2016年9月3日、自動車系メディアが集まりマツダのロードスターで競うイベント「第27回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が開催された。
マツダの初代ロードスターが発売された1989年以降、毎年開催されているこの伝統のレースに、今年はアイティメディアも「ITmedia×MONOistロードスター」として初出場。「メディア対抗」をうたうだけあって「ドライバー編成の中に副編集長以上、または女性1人が必ず含まれること」という規定があるため、レース経験もない“単なるクルマ好き”の筆者(MONOist編集長)が参加する(という暴挙)に至った。さらに同じくレース未経験のITmediaニュース編集部 山口恵祐記者も名乗りをあげ、この素人2人を含む当チームが「何とか無事に完走」を目標に掲げたのは自然の流れだった。
元F1レーサーの片山右京氏をはじめレース歴の長い猛者ばかりの27チームが参加するこのレースで「完走できたとしても20位以下だろう」という下馬評を覆し、結果は見事13位で完走。174周(トップと6周差)、ベストラップ1分12秒824、平均88.57km/hというリザルトだった。
初出場の素人レーサーが貢献したのは「××」
4時間耐久なので走行できる時間は240分。ただし、規定により1人当たり最長で50分までしか連続走行できないため、ドライバー交代のために計4回のピットインが必要となる。
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