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米国の高性能計算クラウドサービスベンダーが日本法人を設立:製造ITニュース
米Rescaleは、総額1400万ドルの資金調達を2016年6月に実施したと発表した。併せて、日本法人Rescale Japanを設立し、同年7月に東京オフィスを開設した。
米Rescaleは2016年8月17日、総額1400万ドルの資金調達を同年6月に実施したことを発表した。併せて、日本法人Rescale Japanを設立し、同年7月に東京オフィス(東京都千代田区大手町)を開設した。
Rescaleは、高速な計算処理を行うHPC(High Performance Computing)クラウドサービスを提供している。今回の資金調達では、トランスリンク・キャピタルをリードインベスターとして、Jump Capital、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、マイクロソフト・ベンチャーズ、Two Roads Group、Data Collectiveが参加し、シリーズAラウンドで累計総額2000万ドル以上を調達した。これにより、グローバル展開を加速させ、大手企業でのHPCクラウドサービスの採用拡大を目指すという。
また、同社のクラウドサービス・プラットフォームに対する日本での需要の高まりに応えるため、日本市場に精通したトランスリンク・キャピタルの共同創業者兼マネージング・ディレクターの大谷俊哉氏が取締役に加わる。
日本では、2015年9月から伊藤忠テクノソリューションズがRescaleのHPCクラウドサービスを取り扱っている。今回、新たにRescale Japanを設立することで、サポートを強化し、日本市場に向けたサービス拡充を目指すとしている。
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