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3Dプリンタ“ブーム”は終えんも、製造業の活用は着実に拡大へ3Dプリンタニュース(2/3 ページ)

IDC Japanは、国内3Dプリンティング市場の2013〜2015年の実績と2020年までの予測を発表した。一般消費者向けのデスクトップ3Dプリンタ市場は、ブームの終えんによって縮小したものの、企業ユーザー向けのプロフェッショナル3Dプリンタ市場と付随する関連サービスと3次元造形材料の市場は今後も着実に拡大するという。

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企業向けのプロフェッショナル3Dプリンタ市場は成長へ

 デスクトップ市場とともに、主に企業が購入する高額なプロフェッショナル市場も大幅に減少した。2015年は出荷台数が前年比23.5%減の1600台、出荷金額が同31.8%減の131億8600万円となった。しかし菊池氏は「プロフェッショナル市場の減少は、デスクトップ市場とは異なり、多くの企業が2014年のブームに乗って先行投資した反動にすぎない。今後は製造業を中心に応用範囲を着実に広げ、市場も成長していく」と説明する。

 国内のプロフェッショナル3Dプリンタは、2015〜2020年にかけて、出荷台数が年平均で8.2%、出荷金額が年平均8%成長すると見込む。2020年の出荷台数は2400台、出荷金額は193億9000万円になるという。

2013〜2020年における国内プロフェッショナル3Dプリンタの出荷台数実績と予測
2013〜2020年における国内プロフェッショナル3Dプリンタの出荷台数実績と予測(クリックで拡大) 出典:IDC Japan

 2015年の国内プロフェッショナル3Dプリンタ市場におけるメーカー別シェアは、出荷台数でストラタシスが25%、ムトーエンジニアリングが20%、3D Systems(3Dシステムズ)が20%で並んでいる。出荷金額では様相が変わり、3Dシステムズが29%、ストラタシスが26%で、ムトーエンジニアリングは「その他のベンダー」枠に入ってしまう。また、ドイツのEOSやConcept Laser(コンセプトレーザー)といった1台当たり1億円以上する金属3Dプリンタのメーカーが入っている。

2015年の国内プロフェッショナル3Dプリンタ市場におけるメーカー別シェア
2015年の国内プロフェッショナル3Dプリンタ市場におけるメーカー別シェア(クリックで拡大) 出典:IDC Japan

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