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MQTTで始めるIoTデバイスの作り方 第5回:部屋の明るさを「パブリッシュ」するMQTTで始めるIoTデバイスづくり(5)(5/5 ページ)

「MQTTで始めるIoTデバイスの作り方」実践編です。今回は光センサーをArduinoに接続して部屋や屋外の明るさを測定し、その値をMQTTでスマートフォンへ送ります。

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パブリッシュされた「光の具合」をスマホで見てみよう

 ここではArduinoとESP8266がパブリッシュした値を、スマートフォンにインストールしたIoT MQTT Dashboardで見ることにします。次の図はSubscription設定です。

IoT MQTT DashboardnoのSubscription設定
IoT MQTT DashboardnoのSubscription設定

 「Friendly name」はアプリの中でこのサブスクリプション設定を呼び出す名前ですので、適当に分かりやすい名前を付けてください。筆者はフォトセンサーがCdS(硫化カドミウム)なので、その名前をそのまま使いました。

 次に「Topic」ですがこれはパブリッシャ側のトピックと合わせる必要があります。今回は“arduino/a2/”とします。そしてメッセージが数値に限られる場合はこの「Is Numeric」をチェックしておくとよいでしょう。このトピックの履歴を表示させたとき、下の図のようにグラフ化して表示されます。チェックしてない場合はスクロールテーブルとしてメッセージが表示されます。

photo
部屋の明かりをMQTTでパブリッシュ、スマホで受け取る

おわりに

 今回は部屋の明るさをパブリッシュして、スマホでそのメッセージをサブスクリプションしてみました。次回はArduinoとESP8266側をサブスクライバーにします。そしてスマホからの操作でArduinoにつながったLEDをON/OFFしてみます。お楽しみに。

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