フランス産ディーゼルいよいよ解禁――PSA、BlueHDi搭載モデル投入:エコカー技術(1/2 ページ)
プジョー、シトロエン、DS Automobilesの3ブランドでクリーンディーゼル「BlueHDi」搭載モデルを日本市場に投入するフランスPSAグループ。こだわりの日本ユーザーに、最新ディーゼル技術で攻勢をかける。
フランスのPSAグループは2016年7月12日、PSAグループ開発のクリーンディーゼル「BlueHDi」搭載モデルを日本市場に投入すると発表。プジョー・シトロエン・ジャポンが日本国内で展開する3ブランド(プジョー、シトロエン、DS Automobiles)で同日から販売を開始した。
「BlueHDi」が搭載されたのは、プジョーが「308 Allure BlueHDi」「308 GT BlueHDi」「508 GT BlueHDi」、シトロエンが「C4 FEEL BlueHDi」、DS Automobilesが「DS 4 BlueHDi」「DS 4 CROSSBACK BlueHDi」。価格(税込み)は以下の通り。
ブランド | モデル | 価格 |
---|---|---|
プジョー | 308 Allure BlueHDi | 299万円 |
プジョー | 308 GT BlueHDi | 354万円 |
プジョー | 508 GT BlueHDi | 434万円 |
シトロエン | C4 FEEL BlueHDi | 279万円 |
DS Automobiles | DS 4 BlueHDi | 349万円 |
DS Automobiles | DS 4 CROSSBACK BlueHDi | 361万円 |
PSAグループが誇るクリーンディーゼル「BlueHDi」は、酸化触媒装置、SCR(選択還元触媒)、DPF(Diesel Particulate Filter:微粒子フィルター)という3つの排気制御メカニズムを搭載することで、ディーゼルからの排気汚染物質量を削減。同性能のガソリン車と比較した場合、燃料消費は25%、CO2排出量は15%低減できるという。
またSCRにAdBlue(尿素水溶液)を使用することでNOx(窒素酸化物)を90%削減、さらにDPFの上流(エンジン側)にSCRを配置することによってエンジン始動直後(低温時)から迅速にNOx除去が可能となりDPFの効率を高めているという。
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