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「MAX 10 NEEK」でストップウォッチを開発し、内蔵メモリから起動するMAX 10 FPGAで学ぶFPGA開発入門(11)(10/10 ページ)

アルテラのFPGA「MAX 10」を搭載した開発ボード「MAX 10 NEEK」にはLEDやフラッシュメモリなどの各周辺機器が備えられている。今回はLEDを使ったストップウォッチを開発し、内蔵メモリから起動する。

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 再びConverter画面に戻るので、下にある"Add File..."ボタンを押し、先にQuartus IIで生成した.sofファイル(今回だとNEEK_LED3.sof)を指定してから(Photo21)Generateボタンを押す。問題なければ、これで.pofファイルが生成される。最後にProgrammerを呼び出し、今生成した.pofファイルを指定して書き込む(Photo22)。これが100%になれば完了である。

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Photo21:今回はデフォルトのままなのでoutput_file.sofというファイル名になるが、この画面で変更(例えばNEEK3_LED.pof)も可能
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Photo22:メモリに書き込む.sofファイルの場合と異なり、Flash Memoryの書き込みには時間がかかるため、Progressバーの進み方はかなりゆっくりである。

 以上で作業は終了である。

 これで、電源を入れると直ちにストップウォッチが起動する。Movie03がその様子だが、ACアダプターだけつないだ(USBケーブルはつないでいない)状態で電源スイッチを入れるとすぐに7セグメントLEDが0クリアされ、その後、スイッチの操作でストップウォッチが動いているのがお分かりいただけるかと思う。

Movie03:MAX10 NEEKでストップウォッチ。USB接続なしで状態で動くことが分かる

 いろいろと設定があって面倒だが、取りあえず、このような手順を踏む事で、FPGAのConfigurationとNIOS IIのプログラムの両方をFlashに格納できる様になった。

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