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IoTの「T」とアジャイル開発:電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン 編集後記
IoTのTはモノ(Things)の「T」ですが、物理的なモノの開発は時間がかかります。そこで注目されているのが、アジャイル開発の手法です。
2016年5月11日〜13日の3日間、組み込み技術とIoT/M2Mソリューションの総合展示会「第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC2016)」「第5回 IoT/M2M展」が東京ビッグサイトにて開催されました。
総合展示会「Japan IT Week」の一環で開催されている関係もあるのでしょうか。作り込みのための技術や製品の紹介は影が薄く、ITを活用して“つながる”ための技術や製品についての紹介が多く、これらが耳目を集めていたように感じられました。
ただ、「つながる」と一言に言っても、「なぜつなげるのか」「どうやってつなげるのか」「つなげてどう利用するのか」など課題は山積みです。
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