イノテック、Skylake搭載の小型組み込み用CPUボード:ESEC2016 開催直前情報
イノテックが第6世代CoreプロセッサもしくはXeon E3を搭載した小型の組み込み用CPUボード「SX-8030」を発表。145×140mmの小型ボードながら高い拡張性を備える。
イノテックは2016年5月10日、第6世代Core(開発コード名:Skylake)プロセッサを搭載した小型の組み込み用CPUボード「SX-8030」を発表した。同年5月11日から開催される「第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC2016)」「第5回 IoT/M2M展」の同社ブース(西12-7)に展示する。
新製品は145×140mmの小型ボードに第6世代Coreプロセッサ(もしくはXeon E3)を搭載した組み込み向けCPUボードで、ワイドレンジ12V単一電源(9.0〜19.2V)にて動作する。小型ながらもUSB 3.0×4、USB 2.0/1.1×3、RS-232C×4、RS-458/422×1、ギガビットイーサネット×2、GPIO、SATA、M.2、CFastなど豊富なインタフェースも備えており、産業機器から通信機器、監視システムなど幅広い用途に利用できる。
OSはWindows(Windows Embedded Standard、Windows Embedded Serverなど含む)の他、LinuxやVxWorksなどにも対応。電解コンデンサーなどの寿命部品を廃し、瞬停対策回路なども備えることで高信頼性も実現している。自社設計/国内生産にて製造されており、長期供給プログラムとして部品変更や製造中止の前には変更通知書を発行可能であり、また、製造中止前にサイズ互換製品の提案も可能であるとしている。
第19回 組込みシステム開発技術展(ESEC2016)、「第5回 IoT/M2M展」
会期: | 2016年5月11日(水)〜13日(金) |
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時間: | 10:00〜18:00(13日(金)のみ17:00に終了) |
会場: | 東京ビッグサイト |
イノテック ブースNo.: | 西 12-7 |
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