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ディープラーニングによる特徴抽出を組み合わせ画像認識精度が向上FAニュース

シーイーシーは、外観検査を自動化する画像処理技術とディープラーニングによる学習アルゴリズムを活用した画像検査システム「WiseImaging」を発表した。従来製品に比べ、認識精度が約30%向上している。

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 シーイーシーは2016年4月6日、外観検査を自動化する画像処理技術とディープラーニングによる学習アルゴリズムを活用した画像検査システム「WiseImaging(ワイズイメージング)」を発表した。プレス部品/電子部品の検査、半導体製造装置に使用される製品/パーツに対する傷や汚れ/打痕/張り合わせ不良などの検査に対応する。

 WiseImagingは、従来の画像検査手法とディープラーニングによる特徴抽出を組み合わせたことで、少ない学習画像でも高度な画像検査処理ができる。従来の画像検査に比べ、検査対象の画像ノイズ、読み取りづらい文字でも、精度が約30%向上した。

 手書き文字を含むOCR検査や、汚れ/異物/破損などの傷検査、方向判断、裏表判断、形状判断、有無確認、欠陥分類などの機能を備え、これまで自動化できなかった画像検査や目視検査が必要だった工程に対応できる。また、画像分類アルゴリズム作成ツールを使用すれば、事前に用意された画像検査のワークを選択して、画像処理フローを自動で生成できる。専門的なプログラム言語などの知識を必要としないため、検査設定の追加/変更などにも迅速に対応が可能だ。

 システムは、分類アルゴリズム作成ツール/画像検査システムを含むWiseImagingソフトウェアパッケージと、分類アルゴリズム生成支援サービスなどの検査支援サービス、検査機器ハードウェアなどのサービスで構成される。価格は、ソフトウェアパッケージが200万円(税別)から。発売は2016年4月25日を予定している。

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