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1000人が毎日「ウォークスルー顔認証」、NECが本社ビルで実験
NECが約1000人を対象とした「ウォークスルー顔認証システム」の実証実験を同社本社ビル(東京都港区)にて実施する。原則、本社ビル勤務の約1000人が2016年4〜8月にかけて毎日、実験に参加する。
NECは2016年4月14日、約1000人を対象とした「ウォークスルー顔認証システム」の実証実験を同社本社ビル(東京都港区)にて実施すると発表した。
この顔認証システムは同社の顔検出・認証エンジン「NeoFace」を利用したもので、ゲートに設置したカメラで撮影した顔と事前登録した画像照合して認証を行う。原則、本社ビル勤務の約1000人が毎日、実験に参加する。
既に本システムでは歩いたままの認証を可能とした認証速度を有しているというが、実験ではカメラの位置や日照、人物の性別年齢、歩行速度などさまざまな要素についての認証精度や時間当たりの処理人数などを検証・改善することで、実利用に向けてのノウハウを蓄積するとしている。
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