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村田製作所がインプラント機器用積層セラコンを展示、ウェアラブル端末のデモも:MEDTEC Japan 2016開催直前情報
村田製作所は、「MEDTEC Japan 2016」において、インプラント機器用積層セラミックコンデンサなどを出展。バンド型ウェアラブル端末のデモ機も披露する。
村田製作所は2016年4月7日、医療機器設計/製造の展示会「MEDTEC Japan 2016」(2016年4月20〜22日、東京ビッグサイト)の出展概要を発表した。
同社はヘルスケア/メディカル市場を経営戦略上の注力市場の1つとしている。同展示会では、医療機器の低侵襲化/ネットワーク化トレンドに対応した、小型化/通信/センシングに関する技術やソリューション事例を紹介する。
出展製品は、インプラント機器用積層セラミックコンデンサ、民生用の小型水晶振動子、RFIDタグ「マジックストラップ」、Bluetooth Low Energy(BLE)メッシュを使用したトラッキングシステム、バンド型ウェアラブル端末デモ機などを予定している。
村田製作所の「MEDTEC Japan 2016」の出展製品イメージ。左から、インプラント機器用積層セラミックコンデンサ、民生用の小型水晶振動子、RFIDタグ「マジックストラップ」、バンド型ウェアラブル端末デモ機 出典:村田製作所
MEDTEC Japan 2016
会期 | 2016年4月20日(水)〜22日(金) |
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時間 | 10:00〜17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東4〜6ホール |
村田製作所 ブースNo. | 6104 |
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