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いまさら聞けない「ECHONET Lite」とその認証プロセス「ECHONET Lite」の基礎技術と認証プロセス(4/4 ページ)

HEMSコントローラーとスマート電力量メーター、家電機器間の通信として採用が進んでいる、最近話題のスマートハウス用通信プロトコル「ECHONET Lite」をどれだけご存じだろうか。ECHONET Liteの基礎技術と認証プロセスについて解説する。

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ECHONET Lite/AIFの認証プロセス

 前述の通り、ECHONET Lite/AIFの認証構成はやや複雑である。そのため、認証プロセスも申請機器に応じて多岐にわたる。ここでは代表的な例である「SMA以外の機器クラスで、ECHONET Lite/AIFを同時申請する場合」についてのフローを紹介する。

図4 「SMA以外の機器クラスで、ECHONET Lite/AIFを同時申請する場合」の認証プロセス
図4 「SMA以外の機器クラスで、ECHONET Lite/AIFを同時申請する場合」の認証プロセス

 認証の申請者はエコーネットコンソーシアムの幹事会員、一般会員(準会員を含む)である必要がある。エコーネットコンソーシアムの会員となるには年会費の支払いが必要であるが、認証取得のほか、会員限定公開資料(試験仕様書、AIF仕様書など)の閲覧、定期的に開催されるプラグフェスト、フォーラムなどの会員限定の無料イベントへの参加などが可能となるため、今後ECHONET Liteを取り扱う予定のある企業は早めにエコーネットコンソーシアムの会員となっておくことをお勧めする(年会費は比較的安価だ)。

 認証登録後、認証取得機器の情報はエコーネットコンソーシアムWebサイトの「エコーネット製品紹介」ページに写真つきで掲載される。以上でECHONET Lite/AIFの認証プロセスは完了し、製品へのロゴの添付が可能となる。

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