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自動運転で日本発の国際規格が発行、「ローカルダイナミックマップ」とは自動運転技術

経済産業省は、自動運転技術で重要な役割を果たす地図情報に関連する日本発の国際規格「ISO 14296」が発行されたと発表。自動運転時代のITS(高度道路交通システム)といわれる協調ITSにおける地図データベース仕様の拡張に関する国際規格となる。

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 経済産業省は2016年3月30日、自動運転技術で重要な役割を果たす地図情報に関連する日本発の国際規格「ISO 14296」が発行されたと発表した。同年2月に発行されたISO 14296は、自動運転時代のITS(高度道路交通システム)といわれる協調ITSにおける地図データベース仕様の拡張に関する国際規格となる。

 協調ITSのサービス提供を行うための基盤技術として、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の自動走行(自動運転)システムの研究開発プログラム「SIP-adus」が検討してきたのがローカルダイナミックマップだ。ローカルダイナミックマップは、道路や建物などの静的な地物を載せた地図データ上に、自車周辺の他の移動体や事故情報といった時々刻々と変化する動的な情報を重ね合わせることで高度化した地図情報になる。

ローカルダイナミックマップの概念図
ローカルダイナミックマップの概念図(クリックで拡大) 出典:SIP-adus

 ISO 14296は、ローカルダイナミックマップの基礎部分となる静的情報=高精度地図データに関する国際標準化を日本が提案し、欧米の標準化機関であるCEN(欧州標準化委員会)、ETSI(欧州電気通信標準化機構)、SAE(米国自動車技術会)などと連携して策定を進めてきた。この他、機能要求としてデータモデル、データエレメントについて規定している。

 経済産業省によれば「2018年頃までに自動走行用地図を活用する車両が市場投入される可能性があり、当規格と連携した議論の加速化を期待している」という。

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