幾何公差に自信ありますか?
10年以上前からその必要性が叫ばれている割に、いまだに浸透し切れていない感があるのが公差解析ではないかと思います。また本格的な公差解析のシステムを設計プロセスに組み込もうという話になった場合、(レベルによるとは思いますが)それも大掛かりな1プロジェクトになります。
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機械メーカーで3次元CAD運用や公差設計/解析を推進する筆者が実際に行った公差設計推進や、そこで直面した問題などについて語る。