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生産性が10%向上した高速モジュラーマウンターの受注開始FAニュース

パナソニック ファクトリーソリューションズは、プリント基板の実装工程で電子部品の実装を行う高速モジュラーマウンター「NPM-DX」の受注を開始した。同社従来品に比べ、生産性が10%向上している。

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 パナソニック ファクトリーソリューションズは2016年2月9日、プリント基板の実装工程で電子部品の実装を行う高速モジュラーマウンター「NPM-DX」の受注を開始したと発表した。同社従来品「NPM-D3」に比べ、生産性が10%向上したという。

 NPM-DXは、機器の剛性を高めたことで、最高タクト18万4800cphの高速実装を可能にしている。チップ部品実装の装着精度は±25μm。長さ45×幅45mm/長さ100×幅40×高さ12mmの部品のほか、オプションで0201(長さ0.25×幅0.125mm)のチップ部品実装にも対応できる。

 また、設備エラー発生時の自動復旧機能を搭載。設備の停止を防ぎ、稼働中に吸着状態などの傾向を自動で分析・対策することで、未然にエラーを防止できる。設備を停止させずに生産データの参照・修正も可能で、これらの機能により、実スループットを最大化した。

 さらに、人の判断が必要なエラー発生時には、設備のリモート操作が可能なため、エラー復旧時間を短縮できる。ナビゲーション機能により、機種切り替え・生産中の部品供給などのオペレーター作業を効率化でき、作業時間短縮と省人化を図り、稼働率を向上できる。

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高速モジュラーマウンター「NPM-DX」
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