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マイナンバー制度対応の新人事システムにERPパッケージを導入:製造IT導入事例
ワークスアプリケーションズは、同社のERPパッケージ「COMPANY」シリーズの「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」を、日本触媒が新人事システムに採用したと発表した。
ワークスアプリケーションズは2016年2月8日、同社のERPパッケージ「COMPANY」シリーズの「COMPANY 人事・給与」「COMPANY Web Service」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」を、日本触媒が新人事システムに採用したと発表した。
日本触媒では、管理職の人事制度改定に伴い、自社で開発・運用していた人事システムを再考。同年1月に運用を開始したマイナンバー制度へスムーズに対応するため、新システムへのCOMPANY採用を決定した。
採用に当たっては、同業の化学品メーカーで多数の導入実績があり、蓄積された業界内の最良の事例を活用できること、人事制度改定やマイナンバーへの対応など、各種制度変更に定額保守料の範囲内で対応でき、システム投資コストを削減できることなどを評価した。
また、化学品業に必要とされる機能を標準で実装するため、従来はシステム外で対応していた目標管理・評価業務も一元管理が可能になった。日本触媒では今後、人材マネジメントを強化することで、事業基盤を強化するとしている。
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