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スポーツマンシップに反する製品に商機あり?モノづくり総合版メルマガ 編集後記

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 この記事は、2016年2月04日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


スポーツマンシップに反する製品に商機あり?

 数日前にあるニュースに驚きました。ベルギーの国際的な自転車大会で、不正改造した自転車が見つかったというニュースです。その内容が走行をアシストする小型モーターを搭載していたというもので、まさに“機械的なドーピング”です。モーターやセンサーなどさまざまな製品の小型化が進んでいますが、こんなところにその余波を垣間見るとは……と、驚きました。

 もう少し調べてみると、自転車競技における“機械的なドーピング”というのは結構懸念されていて、国際自転車協議連合では外見からは判断できない不正装置を検知するシステムの導入を進めていたそうです。これだけでも時代というか、技術の進歩を感じます。

 このニュースがきっかけではないですが、スポーツ分野に新技術を適用する動きが面白いなとおもってみています。映像配信分野などスポーツを取り巻く技術の進化は以前からありますが、最近面白いなと思っているのがそこにITやセンシング技術の活用が加わってきているという点です。

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