スリム型FAコンピュータに即納モデル4種を追加:FAニュース
コンテックは、スリム型FAコンピュータ「VPC-1600」シリーズに、セットアップ済即納モデル4種を追加した。同モデルの出荷に合わせて保守交換パーツも発売し、VPC-1600の導入がより容易になった。
コンテックは2016年1月19日、スリム型FAコンピュータ「VPC-1600」シリーズに、Windows 10 IoT Enterpriseプレインストールモデルとセットアップ済即納モデル4種を追加した。
VPC-1600シリーズは、これまで用途や予算にきめ細かく対応できる産業用コンピュータが欲しいという要望に対応するため、CPUのグレードやメモリ容量などを顧客が指定するBTO(Build To Order)方式を採用していた。一方で、発注後すぐに納品される産業用コンピュータへの要望もあり、それに応えるモデルとしてセットアップ済即納モデルが発売されることになった。
今回発売されるセットアップ済即納モデルは、Windows 10 IoT Enterprise搭載の「VPC-1600-572313B」と、ミラーリング対応を含むWindows 7 Professional搭載の「VPC-1600-17225B/57225B/57725B」の4種。1月25日より順次出荷を開始する。
同モデルは、低電圧版プロセッサCore i5-4570TE(2.2GHz)またはCeleron G1820TE (2.7GHz)、QM87チップセット、メモリ4Gバイト以上を標準搭載。高い演算・描画能力を備えている。また、ミラーリング(RAID1)に対応しており、用途に合わせたミラーリングの構築が可能だ。連続稼働の用途に適したHDDを採用しているため、過酷な条件下でも使用できる。シャーシは、放熱特性や稼働中の防振対策のほか、拡張性に配慮して設計されており、組み込みに適している。
また、高速転送が可能なDDR3 SDRAM DIMMモジュールに対応。4〜16Gバイトまで搭載可能で、画像などの多くのメモリを必要とするアプリケーションの使用が可能となった。搭載インタフェースもDVI-I×1、DisplayPort×1、1000BASE-T×2、USB3.0×4、USB2.0×4、COM×4などがあり周辺機器を自在に拡張できる。
同モデルの出荷に合わせて、メモリ、HD、ケースFAN、フィルタの保守パーツ製品も発売。パーツ単位で購入でき、メモリ増設やHD交換などの保守対応が可能になった。
同社はアフターサービスとして、最長7年のオンサイト保守サービスや保証延長サービスを有料で提供している。
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