ニュース
EVスポーツカー「トミーカイラZZ」をオートバックスセブンが販売、試乗もできる:電気自動車
電気自動車(EV)ベンチャーのGLMが、カー用品店大手のオートバックスセブンと業務提携する。GLMが開発した電気自動車プラットフォームを用いるスポーツカー「トミーカイラZZ」の国内販売網を強化する狙い。
電気自動車(EV)ベンチャーのGLMは2015年12月17日、カー用品店大手のオートバックスセブンと業務提携すると発表した。GLMが開発した電気自動車プラットフォームを用いるスポーツカー「トミーカイラZZ」の国内販売網を強化する。
トミーカイラZZは、電動システムやリチウムイオン電池パックなどを収めたGLM独自開発の電気自動車プラットフォームに、樹脂製のボディカウルを組み付けた構造になっている。時速0〜100kmの加速時間が3.9秒という電気自動車ならではの高加速と、850kgという軽自動車並みに軽い車両重量などが特徴である。価格は800万円(税別)で、政府からの補助金を最大で85万円得られる。
これまでトミーカイラZZの販売窓口はGLMのWebサイトだけだった。今回のオートバックスセブンとの提携により、2016年1月18日から、GLMのWebサイトに加えて「スーパーオートバックス東京ベイ東雲」(東京都江東区)でも取り扱いを始める。同店舗では、販売だけでなく、試乗や見積もりも行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「マクラーレンやフェラーリと同じ」、「トミーカイラZZ」は1台1台を職人が手作り
電気自動車(EV)ベンチャーのグリーンロードモータースは、EVスポーツカー「トミーカイラZZ(ズィーズィー)」の実車を東京で初公開。併せて第2期33台分の受注も始めた。また、同車両のEVプラットフォームは、京都府舞鶴市の工場で、「マクラーレンやフェラーリのスポーツカーと同様に、1台1台を職人の手作りで製造する」という。 - 幻のスポーツカー「トミーカイラZZ」はなぜEVとして復活を遂げたのか
京都発の電気自動車(EV)ベンチャー・グリーンロードモータースが開発したEVスポーツカー「トミーカイラZZ」が、グランフロント大阪で披露されている。206台しか販売されなかった幻のスポーツカーであるトミーカイラZZは、なぜ同社のEVとして復活したのか。全ては1つの出会いから始まった。 - 元ソニー会長の出井氏も期待、「自分だけのクルマ」を実現するEVスポーツカー
電気自動車(EV)スポーツカー「トミーカイラZZ(ズィーズィー)」を開発したグリーンロードモータースが、「あなただけのクルマをつくれる時代を語ろう」と題したトークイベントを開催。元ソニー会長の出井伸之氏と、タレントのパンツェッタ・ジローラモ氏をゲストとして招き、クルマの未来を語った。 - EVスポーツカー「トミーカイラZZ」、職人仕上げ品質のデジタル管理で提携
電気自動車(EV)ベンチャーのGLMと機械工具メーカーのKTCは、2014年7月から出荷を開始したGLMのEVスポーツカー「トミーカイラZZ」の生産品質向上に向けて提携する。