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CMOSセンサーを搭載した上部消化管用拡大スコープを発売医療機器ニュース

富士フイルムは、レーザー光源内視鏡システム「LASEREO」用スコープとして、上部消化管用拡大スコープ「EG-L600ZW」を発売した。イメージセンサーに高解像度のCMOSセンサーを搭載し、低ノイズで高解像度な画像を提供する。

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 富士フイルムは2015年11月17日、レーザー光源内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用スコープとして、上部消化管用拡大スコープ「EG-L600ZW」を発売した。

 EG-L600ZWは、イメージセンサーに高解像度のCMOSセンサーを搭載し、低ノイズで高解像度な画像を提供できる。通常の観察時に加え、粘膜表層の微細血管のコントラストを強調して表示する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを表示可能な画像処理機能「Linked Color Imaging(LCI)」を使用時の画像も高画質化した。

 観察範囲は標準時3〜100mm、最近接時1.5〜2.5mmで、病変などを細部まで観察できる。光学拡大時の操作モードには、通常の連続ズーム動作モードとボタン操作で段階的に拡大できるステップズーム動作モードを搭載。これにより、拡大観察時のピント合わせを容易にした。

 さらに、消化管内の粘液などを除去するウォータージェット機能を内蔵。先端部外径は、同社従来機の10.8mmから9.9mmに細径化し、患者の身体的負担を軽減して低侵襲な検査に貢献するという。

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