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伊賀事業所に大型5軸加工機2台を導入、インダストリー4.0への対応を図るFAニュース

DMG森精機は、同社の伊賀事業所(三重県伊賀市)に、大型5軸加工機「DMC 340 FD」2台を導入した。従来の5面加工機に比べ、加工時間を約49%削減するため、生産性が大幅に向上するという。

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 DMG森精機は2015年10月30日、同社の伊賀事業所(三重県伊賀市)に、大型5軸加工機「DMC 340 FD」2台を導入したと発表した。

 今回導入したDMC 340 FDは、パレットチェンジャ付きの大型5軸加工機となる。最高回転速度120min−1のターニングテーブルを搭載し、旋削とミーリングの複合加工に対応できる。主軸の最高回転速度は1万2000min-1、最大出力は52kW、最大トルクは430N・m。従来の5面加工機に比べ、加工時間を約49%削減できる。

 伊賀事業所では、これまで5面加工機を使用していたが、同時5軸加工が可能なDMC 340 FDを導入したことで、生産性が大幅に向上するという。また、同機とツールプリセッタやパレットプールなどの周辺機器とをネットワークでつなぎ、同社の組み込みソフトウェアで制御する。これにより、工具や加工スケジュールなどの情報を一元管理し、インダストリー4.0に対応した生産体制を実現していく。

 なお、DMC 340 FDの国内での稼働は伊賀事業所のみとなるため、加工の様子を見学できる展示機ともなる。

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外観
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伊賀事業所での据え付けの様子

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