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銀行でロボットの顧客対応支援、りそなとNTTデータが共同実験

NTTデータとりそな銀行が共同で、センサーとコミュニケーションロボットを組み合わせた顧客対応支援の実証事件を開始した。

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 NTTデータはりそな銀行と共同で、同行豊洲支店にて、センサーとコミュニケーションロボットによる顧客対応支援の実証事件を開始した。

 店舗への来客をセンサーで検知、来客を執務室の従業員へ通知するとともにコミュニケーションロボットが「いらっしゃいませ」などの声がけを行う。ロボットは来客との会話に応じて、セルフ受け付け用タブレットの利用を勧めるなど、従来は行員が行っていた案内業務をサポートする。

店頭受付ロボットのイメージ
店頭受付ロボットのイメージ

 あいさつ後の対話(顧客対応)についてはNTTデータのクラウドロボディクス基盤を用い、音声認識や音声合成、対話制御、各種センサー制御を行うことで実現する。実証実験は同年12月末までの予定だが、他の展示会やイベントなどでも本システムを公開することで、コミュニケーションロボットを用いた支援業務の実用化検証を進める。

 同社は2015年7月にNTTおよびヴイストンと共同で、センサーとロボットを連携させたクラウド型マルチデバイスインタラクションサービスの共同実験を開始するなど、周辺環境とロボットを一体化したサービスの開発を進めており、りそな銀行との実験もその一環といえる。

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