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最新モノづくりの“ストーリー”を体感できる「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」着想のきっかけに(1/2 ページ)

オートデスクが東京・表参道に期間限定ギャラリーをオープンした。2015年10月23日〜11月8日までの17日間、モノづくりの“ストーリー”に着目した展示や関連イベントが開催される。

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 オートデスクは2015年10月23日、東京・表参道に期間限定ギャラリー「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」をオープンした。「The Future of Making Things ―創造性の未来―」をテーマに、3次元ツールを活用した最新事例展示やワークショップ、関連イベントが連日開催される。開催期間は2015年10月23〜11月8日。

「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」
「Autodesk Gallery Pop-up Tokyo」(クリックで拡大)

 このギャラリーは米オートデスクがサンフランシスコで運営する常設ギャラリー「Autodesk Gallery」の出張版で、日本はパリに次いで2都市目の開催となる。優れたモノづくり製品の展示をただ行うだけでなく「製作プロセスの展示」に主眼を置いていることが特徴だ。exiiiの筋電義手「handiii」やトヨタ自動車の「iROAD」など注目を集めた製品の裏側を見ることができる。

筋電義手「handiii」の試作機
筋電義手「handiii」の試作機(クリックで拡大)
日本初上陸となる3Dプリンタ「Voxel8」で出力したドローン。Voxel8は樹脂と合わせて“電子回路”を印刷することができる
日本初上陸となる3Dプリンタ「Voxel8」で出力したドローン。Voxel8は樹脂と合わせて“電子回路”を印刷することができる(クリックで拡大)

ソフトが自動設計する「ジェネレーティブデザイン」

 ギャラリー内でひと際目を引くのが、「ジェネレーティブデザイン」という手法を使った製品展示だ。この手法は同社ソフト「Autodesk Within」に含まれる機能で、条件を入力すると3Dモデルを自動的に生成してくれるというもの。

通常設計(左)とジェネレーティブデザイン設計による比較(右)。右の方が有機的で、極限まで軽量化されたデザインだということがよく分かる
通常設計(左)とジェネレーティブデザイン設計による比較(右)。右の方が有機的で、極限まで軽量化されたデザインだということがよく分かる(クリックで拡大)
ジェネレーティブデザイン設計による椅子(左)と通常設計の椅子(右)の比較。4つの足を“ねじる”というアイデアは自動設計ならでは
ジェネレーティブデザイン設計による椅子(左)と通常設計の椅子(右)の比較。4つの足を“ねじる”というアイデアは自動設計ならでは(クリックで拡大)
ジェネレーティブデザイン設計を用いて作られた人口骨
ジェネレーティブデザイン設計を用いて作られた人口骨(クリックで拡大)

 その他にも、3次元ツールを利用した最新のアイデア製品、芸術を間近で体験することができる。

折り畳んで収納できるカヤック「Oru Kayak」
折り畳んで収納できるカヤック「Oru Kayak」(クリックで拡大)
SNSにアップされた写真を筆絵で再現するプロジェクト「day2day」
SNSにアップされた写真を筆絵で再現するプロジェクト「day2day」(クリックで拡大)
横から見ると何か分からない物体も上から見ると平仮名に! 横から見ると何か分からない物体(左)も、上から見ると平仮名に!(右)(クリックで拡大)

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