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個人のモノづくりにまつわる課題を議論できる「MakerCon Tokyo 2015」開催“Open Innovation” by Makers

オライリー・ジャパンは、“メイカームーブメントを取り巻く課題”にフォーカスしたカンファレンス「MakerCon Tokyo 2015」を2015年11月7日に開催する。

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 オライリー・ジャパンは2015年10月21日、“メイカームーブメントを取り巻く課題”にフォーカスし、メイカー同士が議論を行えるカンファレンス「MakerCon Tokyo 2015」(場所:日本科学未来館)を同年11月7日に開催すると発表した。

 MakerCon Tokyo 2015では「“Open Innovation” by Makers」をテーマに、日本国内で先駆的な取り組みをしている有識者らが登壇。モノづくりにまつわる試行錯誤の過程と、そこから得られた知見などを発表し、来場者とともに議論を行うという。

 定員は250人で、参加費はカンファレンスのみで5000円、カンファレンスと懇親会の参加で8500円となる。チケットの販売はPeatixで販売している。

「MakerCon Tokyo」のロゴ
「MakerCon Tokyo」のロゴ(出典:オライリー・ジャパン) ※画像クリックで拡大表示

 基調講演では、情報科学芸術大学院大学(IAMAS) 産業文化研究センター 教授の小林茂氏が登壇。カンファレンスのテーマである「“Open Innovation” by Makers」というタイトルで講演を行い、メイカームーブメント時代におけるオープンイノベーションの可能性と課題について紹介するという。

 また、大企業の「企業内メイカー」とメイカーコミュニティーのコラボレーション、3Dデータをオープンソースにした際の知的財産権と製造物責任、IoT関連製品の成功のためにメイカー/スタートアップと協力体制を築く方法などが聴講できるセッションも用意されている。

Maker Conference Tokyo 2013の様子【1】
参考画像 Maker Conference Tokyo 2013の様子【1】(出典:オライリー・ジャパン) ※画像クリックで拡大表示

 セッションAでは、ソニー 新規事業創出部 IE企画推進チーム エンジニアの田中章愛氏と、ユカイ工学 エンジニア/品モノラボ運営メンバーの岡田貴裕氏が「メーカーがつくるメイカースペースとメイカーコミュニティーのいい関係(仮)」というタイトルで講演を行う。メーカーとメイカー、両方の顔を持つ人々が混ざり合ってモノづくりを推進していくことで得られる可能性と課題について議論するという。

 次のセッションBでは、「オープンソースハードウェアの可能性と課題――知的財産権と製造物責任から考える(仮)」というテーマで、弁護士でシティライツ法律事務所 代表の水野祐氏、exiii CTOの山浦博志氏、マチルダ 代表取締役の白鳥啓氏らが登壇。本セッションでは、オープン化戦略の可能性と課題、そして法的側面の重要性について聞くことができる。

 そして、最後のセッションCでは、マクニカ イノベーション推進統括部 統括部長代理の岡田裕二氏と、Nordic Semiconductor ASA カントリー・マネージャーの山崎光男氏が「半導体メーカーとメイカーの新しい生態系(仮)」というタイトルで講演。メイカーやスタートアップを対象にした製品やサービスの展開にも力を入れる立場から、その取り組みの詳細やメイカー/スタートアップとの新しい関係性について披露するという。

Maker Conference Tokyo 2013の様子【2】
参考画像 Maker Conference Tokyo 2013の様子【2】(出典:オライリー・ジャパン) ※画像クリックで拡大表示

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