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自動CAD/CAMシステムの最新版「WorkNC V24」出荷開始:CADニュース
英Vero Softwareグループ傘下のセスクワは、Automatic CAD/CAMシステム「WorkNC」の最新バージョン「WorkNC V24」の出荷を2015年10月13日より開始した。
英Vero Softwareグループ傘下で、仏Sescoi Internationalの日本法人であるセスクワは2015年10月19日、Automatic CAD/CAMシステム「WorkNC」の最新バージョン「WorkNC V24」の出荷を、同年10月13日より開始したことを発表した。
WorkNC V24では、新ツールパスの追加、加工情報機能の追加、計算時間の短縮など、生産性向上のためのさまざまな機能追加・改善を行い、ユーザー要望に応えたという。
以下に、主な強化ポイントを示す。
- 「エアカット削減」「切削面品質向上」を目的とした「輪郭隅部加工」の追加
- 素材形状残りを10段階の色分け表示できる「削り残しプレビュー機能」の追加
- 加工機や治具の干渉有無やストロークチェックを行う「マシン干渉チェック機能」の計算時間の大幅短縮
なお、セスクワは今回の出荷開始に併せ、同年10月21より開催の「メカトロテックジャパン2015(MECT2015)」でWorkNC V24を初披露する他、同年11月11日からはユーザー向けに「WorkNC V24バージョンアップセミナー」を全国12会場で展開する予定だという。
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