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音を奏でる車いすは健常者でも乗りたくなる、パフォーマンスで披露:東京パラリンピックの開会式で見られるか?(1/2 ページ)
NPO法人であるSLOW LABELによるイベント「SLOW MOVEMENT -The Eternal Symphony-」のパフォーマンスで、ヤマハとヤマハ発動機のデザインプロジェクト「&Y(アンディ)」の第1弾モデルとなる、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」が登場した。
2015年10月3日、国連大学前広場(東京都渋谷区)において、NPO法人であるSLOW LABEL(スローレーベル)によるイベント「SLOW MOVEMENT -The Eternal Symphony-」のパフォーマンスが行われた。このパフォーマンスで用いられたのが、ヤマハとヤマハ発動機のデザイン部門が1つのテーマのもと共同でデザインするプロジェクト「&Y(アンディ)」の第1弾モデルとなる、音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」だ。
パフォーマンスには、年齢、性別、国籍、障害の有無などを越えて一般公募で選ばれた15人の市民パフォーマーが参加。約15分間のパフォーマンスでは、2台の&Y01の他、ヤマハが開発した1.5mm厚と薄型・軽量で、狭い指向性と音の遠達性を特徴とする「TLFスピーカー」も用いられ、「人間の身体と先端技術の融合によって描かれるオーガニックな世界」(スローレーベル)を多くの来場者が楽しんだ。
「SLOW MOVEMENT -The Eternal Symphony-」のパフォーマンスの様子。序盤は15人のパフォーマーによるダンスが中心で、「&Y01」は中央に設置された状態(クリックで拡大)
「SLOW MOVEMENT -The Eternal Symphony-」のパフォーマンスのうち「&Y01」が活躍する場面(クリックで再生)
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