連載
日本語対応した「Fusion 360」で「ミニ四駆」のキャビンをモデリング!:無償3次元CADによる「ミニ四駆」ボディ設計講座(4)(4/6 ページ)
タミヤの「ミニ四駆」を題材に、無償3次元CADでミニ四駆の“オリジナルボディ”を3Dモデリングし、3Dプリンタで出力するまでを解説する連載。第4回では、クルマのフロント/キャビンなどを作成しながら、3Dモデルの一部消去、結合などを解説する。
一度作ったキャビンを、“後部のみ”削除するには?
ボディ後部にキャビンはありませんので、消去してなだらかにする処理を行う必要があります。画面をコントロールポイント表示に戻して、図14で指定する1フェースを選択し[Edit Form(フォームを編集)]機能から−Z方向に3mm移動します。
次に不要となるフェースを削除しましょう。先ほどと同様に[Delete(削除)]機能を利用して図15のようにフェースを3つ削除します。
フェースを削除したことですき間ができてしまいました。これから埋めていきますが、その前に図16で選択しているエッジを−Z方向へ3mm移動しておきましょう。使用する機能は[Edit Form(フォームを編集)]ですが、慣れてきたら図16のように、要素を先に選択して、マウスの右ボタンを長押しすると表示されるポップアップメニューから、使いたいメニューへドラッグすることで手短に機能を選択することも可能です。
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