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トロンフォーラム、IoT技術の標準化部門を新設TRON

トロンフォーラムがIoTの技術標準化や普及を推進する部門として、「IoT作業部会(IoT WG)」を設立した。

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 トロンフォーラムは2015年9月30日、IoTの技術標準化および普及・啓発を推進する部門として、「IoT作業部会(IoT WG)」(座長:東京大学教授 坂村健氏)を新設したと発表した。

 IoT WGでは、組み込みシステム同士ないしはクラウドが協調動作してインターネットを含む広域分散システムとして動作する「Aggregate Computing プラットフォーム」、耐タンパデバイスを用いた「IoTセキュリティプラットフォーム」、場所コードとしてucodeを用いることで屋内や地下での測位を可能とするBLEビーコン「ucode BLE」の研究開発および標準化に取り組む。

 発足時の参加企業・団体はイーソル、サトー、スパンション・イノベイツ、ソシオネクスト、東芝マイクロエレクトロニクス、NEC、日本マイクロソフト、パーソナルメディア、PFU、富士通、ユーシーテクノロジ、YRPユビキタス・ネットワーキング研究所で、IoT WGへの参加を促すために「i会員」を新設する。i会員は既存B会員とe会員の資格を兼ねる。年会費は30万円だが、幹事会員やA会員、学術会員ならば希望すれば無料でi会員を兼ねることができる。

 また、トロンフォーラムではオープンデータの利活用を推進する、「オープンデータ作業部会」も新設した。本作業部会への参加会員区分として「o会員」(年会費10万円)が設けられ、国や自治体および公共交通オープンデータ協議会の会員は年間無料で作業部会に参加できる予定だ。

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