連載
ESP8266を宅内Wi-Fiにぶら下げるATコマンド実例:Wi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT DIY(2)(2/5 ページ)
話題の技適モジュール「ESP8266」をWi-Fi接続して、ESP8266を宅内Wi-FiのAPにぶら下げる/APにする、といったATコマンド制御を紹介します。
余談が長くなりました。ブレッドボードの説明や使い方は以前の私の記事(今岡通博 執筆記事一覧)を参考にしてください。
次に必要なのが、PCとESP8266を接続するシリアル変換モジュールです。今回はFTDIのUSBシリアル変換ICを使った、秋月電子通商で取り扱っているモジュールを用いましたが、3.3Vが上限にTXDとRXDの信号端子が出ているものであればどれでも使えます。ただ、115200 bpsに対応している必要があります。
ブレッドボードへの実装と配線
ESP-WROOM-02が載ったブレークアウトボードとUSBシリアル変換モジュールをブレッドボードに装填(そうてん)し、下図のように配線します。
筆者がブレッドボードに装填(そうてん)した例が下の写真です。配線図とは左右逆になっています。発光ダイオードが見えますが、これは電源が供給されているかどうかを見るためのパイロットランプ代わりの物で配線図にはありません。
ブレークアウトボードによってはブレッドボードの両端の列に足が刺さるものもありますので、信号線をESP-WROOM-02とブレッドボードとの間を通すなどの工夫をして配線してください。
ここまでできれば前回の記事を参考に、PCとESP-WROOM-02をケーブルでつないでATコマンドが動作するところまで確認してください。
Wi-Fiアクセスポイントに接続
今回Wi-Fi接続する環境としては、以下の構成を想定しています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.