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スマホで3Dスキャンできる時代が目の前に!?モノづくり総合版メルマガ 編集後記

こんなの待っていた!!

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 この記事は、2015年9月24日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


スマホで3Dスキャンできる時代が目の前に!?

 ご存じの通り、3Dプリンタの個人利用の大きな課題は、3Dデータの作成にあります。

 最近では、簡易的な3次元CADだけでなく、高機能な3次元CADも無償で提供されており、3Dデータを作るための“環境”という点では整備が進んできています。

 しかし、いくら使いやすいモデリングツール(CG系ツールも含む)を手に入れることができても、ツールを使いこなすにはスキルが必要ですし、習得にはそれなりの時間が必要になります。また、機構を備えたものやフィギュアのような美しい形状を持つものなどを作ろうと思っても素人には到底マネできません。

 こうしたモデリングのハードルを下げるアプローチとして注目されているのが3Dスキャンです。

 工業用の高価な3Dスキャナではなく、ハンディタイプの比較的安価な3Dスキャナも登場しつつありますが、気軽に購入できる金額のものはまだ市場に出ていません(台湾のXYZprintingがIntel RealSenseテクノロジーを搭載したハンディ型3Dスキャナを「IFA 2015」で発表していますので期待したいところですが……)。

 そんな中、Microsoft Research(マイクロソフトの研究部門)が、スマートフォンで3Dスキャンが行えるアプリケーション「MobileFusion」を発表しました。個人的には手持ちのスマートフォンで3Dスキャンできる時代が早く来てほしいと願っていたのでうれしいニュースです!

「MobileFusion」
「MobileFusion」のデモの様子(出典:Microsoft Research)

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