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「体得する」のが一番! おもちゃのクルマで実験して学ぶCAE技術技術者教育事例(2/3 ページ)

セイコー化工機では、CAE技術者の養成課程で自作装置とモデルを使った実験を実施している。実験の測定値と解析を比較することで、よりCAEを「体得」できるようになるという。

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おもちゃのクルマを使った流体実験

 藤原氏は同社で実施した流体実験の事例も紹介した。市販のおもちゃのクルマを使い、揚力係数と抗力係数の比較を行うもので、カウルなしの状態(オリジナル)とカウル(雑誌を切り抜いて製作)ありの状態を比較したという。


実験で使用したクルマ。カウルは藤原氏の手作りこちらは流体解析モデル 実験で使用したクルマ(左)と流体解析モデル(右)

 また、整流ダクトやダンパなどの実験装置も社内で製作。「流体力学的には適当な作り」(藤原氏)とのことだが、卓上で再現できるよう工夫した。

実験で使用したクルマ。カウルは藤原氏の手作りこちらは流体解析モデル 実験で使用したクルマ(左)と流体解析モデル(右)

 実際にCFDの数値と装置を使った実測値を比べると、カウルなしの状態ではたまたま近い値が出たが、カウルありの状態ではCFDの値と大きく乖離してしまった。今後はリベンジとして、カウルをプラスチック板で製作するなど取り組みを進めているという。

カウルなし状態のCDとCLカウルあり状態のCDとCL カウルなし状態のCDとCL(左)とカウルあり状態のCDとCL(右)

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