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話題の技適Wi-Fiモジュール「ESP8266」でIoTを手作りするWi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT DIY(1)(2/4 ページ)

これから数回に渡り、今後、IoTエンドデバイス開発に大きな意味を持つと思われる、安価な技適認証済みWi-Fiモジュールを用いた作例を紹介していきたいと思います。

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 ESP8266についての概要がお分かり頂けたところで、まずはESP8266がどのようにして動作するか確認するためブレッドボードに配線し、PCとWi-Fi接続してATコマンドを通すまでを実践してみましょう。

 用意するものはESP8266モジュールの他、ブレイクアウトボード、ブレッドボード、USB/シリアル変換モジュール、PCで利用するターミナルエミュレータソフト(TeraTermなど)です。それでは順番に説明していきます。

  • ESP8266モジュール

 Amazonや秋月電子通商、aitendo、スイッチサイエンスなどで「ESP-WROOM-02」という製品名で技適取得製品が500円前後で販売されています。これよりちょっと安めで並行輸入品が売られている場合がありますが、技適を取得していない場合も見受けられますので注意が必要です。

photophoto 「ESP-WROOM-02」単体(写真=左)と、ブレイクアウトボード装着状態の市販品(写真=右)(いずれも出展:スイッチサイエンス)
  • ブレイクアウトボード

 ESP-WROOM-02のピンアウトを2.54mm間隔に変換するための基板です。ESP-WROOM-02のピン間は1.5mmとブレッドボードのホールのピッチとは異なるので、ブレッドボードに挿さるようにピンの間隔を変換する必要があります。またユニバーサルボードなどもホールのピッチが2.54mmなのでこの基板でピン間隔を合わせる必要があります。

 ただESP-WROOM-02を変換基板にはんだ付けする際、表面実装部品のはんだ付け経験がないと少し難しいかもしれません。自信がない場合はブレイクアウトボードに装済みの製品も販売されているのでそちらをご利用ください。ブレイクアウトボードにはブレッドボードのホールにピンが刺さるよう、ピンヘッダなどをはんだ付けしておいてください。

 ちなみに筆者はブレイクアウトボードが一時期品切れでしたので、はんだ付けしました。aitendoのブレイクアウトボードとはESP-WROOM-02を逆に付けていますので、ピンヘッダの配置が左右逆になっています。

photo
ESP-WROOM-02をブレイクアウトボードに手組みした例
  • ブレッドボード

 ブレッドボードは電子部品をボード上に差し込むことではんだ付けすることなく、回路を構成できるとても便利な基板です。詳しくは筆者が以前書いた記事や他のMonoistの記事を参考にしてください。今回はESP-WROOM-02でさまざまな回路を試してみますので回路の変更が容易にできるブレッドボードを用いることにしました。秋月電子通商などで200円程度で購入できます。

photo
ブレッドボード
  • USBシリアル変換モジュール

 ESP-WROOM-02は出荷時にはATコマンドに対応するファームウェアが書き込まれています。ATコマンドとは米Hayesのモデムを制御するために1981年にデニス・ヘイズ氏によって開発され、その後モデムに対するコマンドとして普及したコマンドセットです。

 このATコマンドを使ってESP8266を制御するのですが、ESP8266のUART(シリアルポート)を介してやりとりします。RS-232Cを備えたPCの場合はドライバーICのみでESP8266のUARTとつなぐことができますが、RS-232Cがない最近のPCの場合はUSB経由でUART変換を行いることになるので、USBシリアル変換モジュールが必要になります。

 ここでは秋月電子通商で販売されている「FT232RL USBシリアル変換モジュール」(950円)を用いた例を紹介します。これ以外にシリアル変換モジュールの用途としてはESP8266のファームを書き換えたりプログラムを書き込みやPC側でESP8266の状態をモニターするのに用います。

  • ターミナルエミュレータ

 PCからESP8266モジュールへコマンドを送るソフトとして、今回は「Tera Term」を利用します。Tera Term以外にもターミナルエミュレーターはあると思いますので、好みのものをお使いください。今回はWindows 8.1搭載PCを利用しましたが、LinuxやMacの場合も同様です。通信設定やボーレートさえ合っていれば問題なく使えるはずです。Tera TermはOSDNからダウンロード可能です。

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