ニュース
1つのモーターで2次元の搬送が可能な電動アクチュエータを発売:FAニュース
CKDは、高さ3mまでの立体的な搬送が可能な電動アクチュエータ「電動シャトルムーバー ESMシリーズ」を発売した。自動車部品や小型電子部品の製造において、空間の効率的な利用が可能になる。
CKDは2015年8月5日、高さ3mまでの立体的な搬送が可能な電動アクチュエータ「電動シャトルムーバー ESMシリーズ」を発売した。自動車部品や小型電子部品の製造において、空間の効率的な利用が可能になるという。
ESMシリーズは、1つのモーターで2次元の搬送ができる電動アクチュエータとなる。単体の電動アクチュエータでは対応できなかった、最長20mまでのロングストローク高速搬送を可能にした。
複数の場所で停止できる多点位置決めや、ソフトスタート/ソフトストップが自由自在にできる他、使い慣れたサーボモーターを取り付けることもできる。
最大可搬質量は4kg、直線部の最高速度は2000mm/sで、繰返し停止精度は±0.5mm。価格は69万7460円〜324万520円(税別)となる。
FAメルマガ 登録募集中!
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 組み込みシステムにおける割り込み処理の重要性
Windows Embedded組み込みセミナーが仙台で開催。大阪電気通信大学の南角准教授が、割り込み処理の重要性を語った。 - ロボットの正しい定義とは
ロボット社会はすぐそこまで来ている――あらゆる技術の集大成といわれるロボットだが、実はその定義はいまだ錯綜している。 - なぜ、カー“エレクトロニクス”が注目されるのか?
自動車のエレクトロニクス化とは? エレクトロニクス化により得られるメリットとは? 点火回路を例にカーエレの魅力に迫る。 - 自由度と、リンク機構の基本のいろいろ
今回は4節リンクのうち、2次元動作について解説する。「自由度」や「対偶」についてあらためて確認していく。 - 「いつかガンダムを作るんだ!」――西淀川の町工場でオヤジたちの思いが1つに
「西淀川ものづくりまつり2012」で一般公開された搭乗型巨大二足歩行ロボット「はじめロボット43号機」。その全ての部品が大阪市西淀川の町工場で作られている。今回は、大阪の町工場から生まれた4mロボットの開発秘話と、町工場のオヤジたちのでっかい夢をレポートする。