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「福島浜通りロボット実証区域」実証第1弾はドローンによる貨物運搬ロボット実証区域

福島県らが推進する「福島浜通りロボット実証区域」事業において、第1弾となる実証区域と実証概要が決定した。南相馬市の工業用地にて、ドローンによる運搬試験を実施する。

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 福島県および経済産業省・内閣府が共同で推進する「福島浜通りロボット実証区域」事業において、第1弾となる実証区域と実証概要が決定した。8.8ヘクタールの広さを持つ福島県南相馬市の下太田工業用地にて、マルチコプター(ドローン)による運搬試験などが実施される。実施事業者はMTS&プランニング(共同実施者はエンルート)。

 福島浜通りロボット実証区域は、政府「ロボット新戦略」にて提言された、ロボット技術の実証実験環境。災害対応やインフラ点検用ロボットの研究開発を行っている企業、大学、研究機関などを対象に、福島県内の橋、トンネル、ダム、河川、山野等のスペースを実験場所として提供し、研究開発と実用化を促進させる。

 経済産業省では2015年4月1日に事務局を設置し、同年5月30日までを第1期として参加団体を公募。12企業から28種類のロボット実証実験希望が寄せられ、実証場所を提供する市町村とのマッチングの結果、今回の決定に至った。

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 MTS&プランニングは福島県福島市に本社を構える映像製作会社。2015年にエンルートとの協業でドローン事業部を立ち上げ、ドローンの生産および販売、測量やインフラ点検などのフライト業務も行っている。

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