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福島浜通りにロボット実証実験区域、災害対策ロボ実用化を支援:ロボット開発ニュース
政府「ロボット新戦略」にて言及された、ロボット技術の実証実験環境「福島浜通りロボット実証区域」の公募が開始された。福島県内の橋やトンネル、ダムなどが実験場所として提供される。
政府「ロボット新戦略」にて提言された、ロボット技術の実証実験環境「福島浜通りロボット実証区域」が正式稼働に向けて動き出す。
経済産業省が2015年4月1日に事務局を設置、各種実験を行うロボットの公募を開始した。公募対象となるのは、災害対応やインフラ点検用ロボットの研究開発を行っている企業、大学、研究機関などで、福島県内の橋、トンネル、ダム、河川、その他山野等のスペースが実験場所として提供される。実際の稼働場所に近い環境を用意することで、研究開発と実用化を支援する狙いだ。
公募期間は2015年4月1日〜5月30日で、応募と施設のマッチングは先着順にて行われる。なお、第2期の公募も予定されている。
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