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3年間で1万作品が誕生――新FabCafe TOKYOに見る「徹底したコミュニティー作り」:リニューアルオープン(1/2 ページ)
東京・渋谷のモノづくりカフェ「FabCafe Tokyo」がリニューアルオープンした。店舗面積は2倍となり、UVプリンタやオープンキッチンの設置、Pepper導入など、みどころ満載だ。
2015年8月5日、東京・渋谷のモノづくりカフェ「FabCafe Tokyo」がリニューアルオープンした。運営元のロフトワークは同年8月4日、新装開店に先立ちメディア内覧会を行い、代表取締役社長の諏訪光洋氏が新しいFabCafe Tokyoの魅力や今後の動きを説明した。
3年間で1万の作品が産まれるカフェ
FabCafe Tokyoは、3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機器を備えるモノづくりカフェだ。2012年3月のオープンから、現在では月間約4000人が訪れるカフェに成長。この3年間、FabCafe Tokyoでは約500のイベントを開催し、店内で製作された作品は1万を超えているという。
今回のリニューアルでは、店舗面積を約2倍に拡大し、座席数も42席から65席へ増加した。新しいFabマシンとしてローランド ディー.ジー.のUV-LEDインクジェットプリンタ「LEF-12」が設置され、“接客担当”として「Pepper」を迎えた。
また、拡張されたフロアにはオープンキッチンを設置。ドレッシングを自らカスタマイズできる「FAB SALAD」をメニューに追加するなど、フードメニューも強化している。店内奥には大きなマルチディスプレイウォールを設置したほか、営業時間も月〜土は22時までに延長。以前とは見違える、大きなリニューアルとなった。
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