ニュース
ZMPが空へ、自律型無人VTOLで産業向けサービス提供:VTOL
ZMPとソニーモバイルが提携、自律型無人航空機による画像撮影とクラウドによる画像の処理を組み合わせ、測量や監視など産業向けソリューションを提供する。
ZMPとソニーモバイルコミュニケーションズは2015年7月22日、自律型無人飛行機を利用した産業向けソリューションの提供について合意、新会社「エアロセンス」を同年8月初旬に設立すると発表した。
新会社はZMPの持つ自動運転とロボットの技術、産業分野へのビジネス経験と、ソニーモバイルの通信ネットワーク、クラウドサービス、小型化カメラ、センシングなどの知見を複合させ、自律型無人航空機を用いた画像撮影とクラウドによる処理によって、測量や調査、管理点検など、産業向け業務を行う。
サービスの提供開始は2016年を予定しており、新会社の出資比率はソニーモバイルコミュニケーションズが50.005%、ZMPが49.995%。代表取締役はZMP代表取締役社長の谷口恒氏が務める。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- カメラいらずのモーションセンサーパッケージ、ZMPが販売
ZMPが人間と作業対象の動きを同時に計測できるモーションキャプチャーシステム「ZMP IMU-Z Body Motion センサパッケージ」の販売を開始した。モーションセンサーの活用でカメラを使わず、人間と対象物を同時に測定できる - 「Googleに負けない」国産ロボットタクシーは自動送迎だけにあらず
DeNAとZMPが無人自動運転車を導入する「株式会社ロボットタクシー」(仮名)の事業概要について説明した。“乗客のための自動運転”を掲げ、「DeNAはユーザー体験の提供でGoogleに負けているとは思っていない」と独自の付加価値を提供する考えだ。 - ZMP 社長 谷口恒氏 インタビュー:ロボットタクシー設立の理由は「自動運転のレベル4で先駆けたい」
ソーシャルゲーム大手のディー・エヌ・エー(DeNA)と「ロボットタクシー株式会社」を設立するZMP。「人とくるまのテクノロジー展2015」のZMPブースで、同社社長の谷口恒氏に、ロボットタクシーに取り組む理由について聞いた。 - ZMPとDeNAが「株式会社ロボットタクシー」設立、自動運転の実用化目指す
ZMPとディー・エヌ・エー(DeNA)が自動運転の実用化を目指して「株式会社ロボットタクシー」(仮名)を設立した。 - ZMPがビッグデータ解析サービスへ事業領域拡大、自動車やヘルスケア機器へ
ZMPがデータ解析業務を行うテクノスデータサイエンス・マーケティングとの資本提携を発表した。自動車やヘルスケア機器から得られたデータを解析し、事業領域を拡大する。