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ASIMOの技術で歩行回復へ、「Honda歩行アシスト」

ヒューマノイドロボット「ASIMO」の歩行機構を基にした、歩行リハビリ支援訓練機器「Honda歩行アシスト」を2015年11月よりリース販売する。リース価格は1台4万5000円(月間)。

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 ホンダは2015年7月21日、歩行リハビリ支援訓練機器「Honda歩行アシスト」を同年11月よりリハビリテーション施設や病院へリース販売すると発表した。リース価格は1台4万5000円(月間)で、3年間のリース契約(年1回の定期保守点検費用と、実機講習会費用含む)となる。

 同社ではヒューマノイドロボット「ASIMO」の歩行機構を基にした歩行アシスト機器の研究を1999年より行っており、2013年より全国約50の施設を対象とした先行導入と機能のブラッシュアップを行っていた。

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「Honda歩行アシスト」 タブレットから装着者の歩行の特徴や、訓練状況を確認できる

 今回リースを開始する「Honda歩行アシスト」は、医師または療法士指導のもとで歩行訓練に用いる機器で、独自開発のモーターと制御システムにより本体重量約2.7kgという軽量化を実現。構造もシンプルにすることで、着脱の容易さも高めた。

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 訓練モードは、装着者の歩行パターンに合わせて歩行動作を誘導する「追従モード」、歩行パターンを基に左右の脚の屈曲/伸展のタイミングが対象になるように誘導する「対称モード」、歩行中の重心移動をスムーズに行えるよう(ロッカーファンクションの機能回復を行えるよう)ステップを誘導する「ステップモード」の3つを備える。

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