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見えてきた“日本版インダストリー4.0”の「舞台」製造マネジメント メルマガ 編集後記

オープンでいくのか、クローズでいくのか、それが問題だ。

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 この記事は、2015年7月21日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOist/EE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。


見えてきた“日本版インダストリー4.0”の「舞台」

 ドイツの主導するモノづくり革新活動「インダストリー4.0※1)」に高い関心が集まっています。インダストリー4.0は2011年にドイツ連邦政府が公表したモノづくり革新プロジェクトですが、ICTおよびIoTの力を十分に利用し、自律的な製造現場を目指すビジョンや、産官学がまとまって1つの方向性を示す推進力に高い関心が集まり、世界的に製造業を1つの流れに押し流そうとしています。

※1)関連記事:ドイツが描く第4次産業革命「インダストリー4.0」とは?

 この動きに対し、米国や中国、フランスなどもそれぞれの国や企業が協力する場作りを進めています。この中で日本ではなかなか協力する「舞台」が決まらずにいましたが、ようやく日本にもこれらの“国別対抗戦”に向かう舞台が整いました。「ロボット革命イニシアティブ協議会」のワーキンググループ(WG)である「IoTによる製造ビジネス変革WG※2)」です。

※2)関連記事:政府主導の“インダストリー4.0”対抗基盤「IoTによる製造ビジネス変革WG」が始動

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