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焼き鳥グリルに脳波で動く車イス! 「あったらいいな」を実現しちゃうメイカーズGeeks便り(2/2 ページ)

モノづくりアイデア投稿交流サイト「Geeks」からワクワク感あふれるトピックスを紹介する「Geeks便り」。今回は米国サンフランシスコで2015年5月15〜17日に開催された「Maker Faire Bay Area」の様子をお届けする。

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いつでもどこでも焼き鳥ができる「Yakitori Grill」

 サンフランシスコに引っ越した時に出会った焼き鳥が気に入り、ぜひ友人や家族と焼き鳥を気楽に楽しみたいという夫婦が製作された「Yakitori Grill」。こちらは現在クラウドファンディング中です。持ち運べるトートバック付きなので、公園や友人宅の庭でも楽しめます。コンパクトサイズなので、家のベランダでも思い立ったらすぐに焼き鳥を楽しめそうです。大きなBBQグリルが主流なアメリカで、この小型のグリルを皆で囲みながら焼き鳥を食べるというユニークな発想が、多くの来場者を魅了していました。


「Yakitori Grill」

 こちらの「Brain Chair」は体が完全にまひして動かない方でも、脳波を使って本人の意思通りに動けるという車イスです。意識ははっきりしていても、手や指が動かないと誰かに車いすを押してもらうことを余儀なくさせられそうですが、これなら自分の意思で自由に移動できます。


「Brain Chair」

太陽の力をオーブンに

 今回のMaker Faire Bay AreaにはGeeksも出展していましたが、その隣りで展示されていたのがソーラーオーブン「SOLRMATIC」です。料理を入れる鍋にパーツと制御装置に取り付ければソーラーパワーを使うオーブンに早変わりします。


「SOLRMATIC」

 センサーがオーブンと調理中の食べ物の温度を感知し、そのデータはスマートフォンやPC上で確認できます。オーブンを太陽の方に向けたり回転させたりして、設定した温度に保つことができます。災害時やキャンプのときにも活躍しそうなオーブンですね。


「SOLRMATIC」の制御装置

 「こんなのがあったら便利だな!」とか「こんなのがあったら楽しそう」という妄想を実現してしまった方々の作品がたくさん観覧できて楽しい3日間でした。Maker Faireで色んなものをみて刺激されたので、「こんなのを作ってみたいけど私には無理」というバリアを取り除いて、私もモノづくりを楽しんでいきたいです。

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