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パナソニックが欧州自動車部品大手フィコサと提携、電子ミラーに注力車載情報機器

パナソニックはスペインの自動車部品メーカーであるフィコサ・インターナショナルS.Aとの資本業務提携を発表した。次世代コックピットシステムを見据え、電子ミラー事業の立ち上げを急ぐ。

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 パナソニックは2015年7月1日、スペインの自動車部品大手フィコサ・インターナショナルS.A(以下、フィコサ)との資本業務提携の開始を発表した。両社は2014年9月30日付で本提携に合意しており、当局の承認をはじめとした条件が整ったことから、今回の開始となった。パナソニックはフィコサ株の49%を取得しており、取締役4人の派遣を予定する。

 本提携においてパナソニックは、次世代コックピットシステムに不可欠な「快適」「安全」の融合を目的とし、まずはフィコサが持つミラー技術を生かして電子ミラー事業の早期立ち上げを目指す。

 将来的には先進運転支援システム(ADAS)分野や、車載テレマティクスユニットを通じたネットワーク型インフォテインメント・システムの分野でも協業を拡大していくとしている。

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